
名前:亥(イ)
年齢:22歳
性別:男
身長:189cm
体重:90kg
所属:永久機関/雑務班
能力:先祖返り
人の形を忘れて完全な獣の形になる。
全長3mにもなる巨大な猪となり、牙を振るいながら周りにあるすべてを薙ぎ倒して猛進していく。
元の姿の時に受けた傷がある程度回復するが、獣の姿でいる時間が長いほど理性が削がれて最終的に誰の言うことも聞かなくなる。
猪の姿で受けた傷は、獣化を解いたあとの人間の体に影響する。猪の時に横っ腹を刺されると、人間に戻った時も横っ腹に傷があるといった感じ。
だんだんということを聞かなくなってくるのは30分を超えたあたりから。一時間経過すると完全に自我をなくし、ただの暴走機関車と化す。本人の意思で能力解除ができなので、眠らせるか気絶または瀕死にまでおいやる必要がある。
巨体の割に小回りが利き、直線のみならずその場でターンしたり直角に曲がって方向転換する程度はできる。
備考:十二人の神を守るべく十二人の獣人をつけようと、東洋に存在する島国の神話から発案された研究員の個人企画により連れてこられた猪の獣人。5歳の頃、山で遊んでいる時に攫われてきた。
十二人全ての子供が孤児だったので扱いはかなりぞんざいで、現在生き残っているのは亥ただ一人。他の十一人の子供たちは反抗して殺されるか、自我を殺しきれずに精神が壊れるかしてとうの昔に遺棄されている。
ちなみに亥という名前はコードネームのようなもので、本来の名前ではない。が、本人も自分の本来の名前を覚えていないので必要があればコードネームで呼んでもらった方が本人もありがたい。もちろん、勝手に名づけてくれても構わない。
無駄口を叩かないようにと徹底して教育されたため、声は発せるものの一切喋ることをやめた無口になった。抵抗もしないように調教済みなので、理不尽な暴力や命令にも黙って従う。永久機関の人間であるならば、如何なる命令でもひたすら遂行する。
なお企画を発案・獣人の調教をしていた研究者本人はレダ事件の時に姿を消している。
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